界面活性剤はなぜ悪い?理由を知って賢く化粧品を選ぶ方法

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界面活性剤と聞くと、化学的に作られた肌や髪によくない成分のようなイメージがありますよね。

シャンプーに美容クリーム、クレンジングなどさまざまなコスメアイテムに配合されている界面活性剤ですが、すべてが悪いものではありません。実はスキンケアアイテムを作るときになくてはならない成分で、自然のなかでも界面活性剤は存在しています。

界面活性剤という言葉のもつイメージだけにとらわれて実態を知らずに怖がったり避けたりせずに、一体どんなものなのか知識を深めて適切なものを選び取る力をつけていきましょう。

「界面活性剤=悪」という誤った認識をやめ、正しいスキンケアを始められるように界面活性剤と本当に肌にやさしい化粧品を選ぶポイントについてご紹介します。


1.界面活性剤が入っている日用品

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出展:love-theearth

界面活性剤は生活用品の中に含まれ意識しなければ避けられないといってもいいほどよく使用される便利な成分なのです。では化粧品以外にもどんな日用品に使用されているか見ていきましょう。

洗剤類

石鹸・食器洗剤・洗濯洗剤・お風呂掃除洗剤・トイレ掃除洗剤など

化粧品類

シャンプー・洗顔フォーム・ハンドソープなど

食べ物類

ドレッシング・アイスクリーム・ホイップクリーム・服用薬など

簡単ではありますが、界面活性剤が含まれている日用品です。どれも生活の中の必需品で、使用しなくては生きていけないものもありますよね。本当に悪性のものは日本では販売は許されません。界面活性剤は2種類に分けられ、

  • 界面活性剤には自然界に存在する『天然界面活性剤』安全性は高いが酸化しやすく質が不安定になりがちです
  • 石油などの原料で人工的に作られた『合成界面活性剤』安定的に機能性を保ち高い機能性を維持することができます。

例えば、『純石鹸・石鹸素地』は天然界面活性剤が使用されていますが、それ以外は合成界面活性剤を使用しています。合成界面活性剤は2,000〜3,000種類くらいあると言われ表記名もそれぞれ異なるので見分けるのは難しいでしょう。

合成界面活性剤を避けたければ、初めから入っていないアイテムを選ぶのが一番の近道です。

2.界面活性剤とは?

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水と油を同じ容器に入れるとそれぞれ分離してしまいます。分離したときに水と油の間に層のようなものが見えますがこれが水と油の界面です。

この界面をなくし、本来は混じりあうはずのないものを混ぜるときに必要なものが界面活性剤です。成分同士を混じりあわせる性質があるため、汚れを取ったり肌へ吸着させたりといった役割も担えます。

そのため、洗浄力のある成分としてクレンジングやせっけんに含まれたり、さまざまな成分を一つにまとめるため乳液やクリームに配合されたりとスキンケアアイテムに欠かせない存在となっています。

基本的に泡立ちの良いものやドレッシングのように2層に変われる成分が振ったりする混ぜたりすることでまじりあうものには合成界面活性剤の機能でしょう。

3.合成界面活性剤のメリット

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界面活性剤が悪というイメージがついてしまっているのは、クレンジングなどに含まれている強い洗浄力をもつ界面活性剤の影響で肌が乾燥するケースがあるためです。

その昔、界面活性剤が発見され、欧州の硬水に合う合成界面活性剤「ラウリル硫酸ナトリウム」が生まれた頃は、刺激が強い毒性のものといわれていて、肌深く浸透して肌トラブルも起こってしまっていました。

その後「ラウレス硫酸ナトリウム」が開発され、肌深く浸透しないようになり肌トラブルは改善されていきました。しかし、刺激の強さや毒性は変わらないままだったため、それを補うために保湿剤などが添加されるようになっていきました。こうした背景からも「界面活性剤」に対する悪いイメージがついたままでいます。

悪い印象がありますが、汚れを落としたりスキンケアアイテムを作ったりする上では欠かせない存在ですべてが悪というわけではありません。ホイップクリームやアイスクリームにも界面活性剤は使われていますし、マヨネーズには天然の界面活性剤であるレシニンが含まれています。

食べ物にも使われていることを考えると、すべてが悪ではないということも納得しやすくなります。

4.合成界面活性剤の入っている化粧品の扱い方法

乾燥肌との相性はよくない

すべてが悪ではないといっても、やはり肌に影響を与える界面活性剤も存在します。洗浄力の強い界面活性剤で、クレンジングや洗顔料、食器洗剤などに含まれているものです。クレンジング後や食器を洗った後、顔や手がカサカサしたりツッパるように感じたりしたら、界面活性剤の影響で肌の皮脂も流れ落ち乾燥してしまっている可能性が高いといえます。

泡立ちの良すぎる洗顔は5分以上肌に浸さない

こうした洗浄力の高い界面活性剤を含むものを使わずに過ごすことができたらベストかもしれませんが、濃いメイクをしたときやすっきり汚れを落としたいときには必要となるアイテムです。

使用するときには、5分以上つけたままにしない・肌に残らないように落としきる・その後の保湿をしっかりとするなど注意して使うことで影響を最小限におさえることができます。

表示されている原料を気にしすぎるのはよくない

美しくいるために肌に悪いものを避けたいですよね。合成界面活性剤は約3000種類存在し名称もそれぞれ異なるので正直素人の判断では区別をすることはできないでしょう。

なので化粧品の表示にこだわりすぎるのもよくありません。

石油系合成界面活性剤と植物系合成界面活性剤とでは、後者のほうがより安心して使えるようなイメージをもっている人も多くいますが、実はそれぞれ原料だけに由来してつけられているわけではありません。

石油はなんとなく体に悪そうで植物はよさそうだからと区別されているようですが、石油系合成界面活性剤のなかでも植物由来のものはあります。石油系と呼ばれるものは洗浄力が強いものが多く注意が必要ですが、植物系でも石油由来の原料が使われていることもあります。また、天然の界面活性剤であっても洗浄力があるものは扱いに注意が必要です。

原料や何系かということよりも、イオン性なのか非イオン性なのか、イオン性なら陽性陰性両性のどれに当たるのかをチェックするようにしていくと本当に気をつけるべきものが見えてきます。

5.本当に気をつけるべき成分はこれ!界面活性剤よりも注意すべき成分

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肌に直接触れるもの成分が健康を害するものでは困りますよね。『日本製』の商品は法律でまもられ国外のものより検品レベルが高いのは確かです。そのうえで気をつけておきたい成分を紹介しておきましょう。

防腐剤として使われているパラベン

パラペンフリーが記載されるほど警戒されている成分です。防腐剤として以前は多くのスキンケアアイテムに配合されていました。

ホルモンバランスを崩すとされていて、それぞれのアイテムへの配合量は微量なため安全だともいわれていますが石油系合成防腐剤はなるべく避けたいところです。

ホルムアルデヒド

シックハウス症候群の原因として知られるホルムアルデヒドですが、防腐剤として使われていることがあります。アレルギーを引き起こす可能性もあり、肌のバリア機能が落ちているところにホルムアルデヒドが含まれている化粧品を使うことでアレルギーリスクが高まります。

石油系成分・香料

石油系成分はそのほとんどが危険視されています。石油と書かずに鉱物油・ミネラルオイル・パラフィンと表記されていてパッと見でわからなくなっていることが多いため、気をつけなければなりません。また、色素や香料にも石油から生み出されたものが使われていることがあります。色名と番号が書かれている場合にはタール色素が使用されていて、発ガン性があるという指摘もあるもののため口紅などは注意しましょう。

3.これで安心!肌にやさしい化粧品を選ぶポイント

界面活性剤が使われているからと不安になる必要はありませんが、そのなかでもとくに肌にやさしい化粧品を選ぶときには「非イオン性界面活性剤」が使われているものを探しましょう。

界面活性剤はイオン性か非イオン性かで分けることができますが、これは水に溶けたときに電離してイオンになるかならないかの違いがあります。イオン性は水に溶けイオンになるため、弱酸性で陽イオンの多い肌表面と、アルカリ性で陰イオンの肌内部の間にある電気の膜も通り抜けてしまい、肌の奥深くまで浸透してしまいます。

  • 非イオン性界面活性剤の化粧品
  • 『純』『純正』の付いている化粧品
  • 食品から作られる化粧品
  • オーガニック化粧品
  • 日本製の化粧品
  • 敏感肌用の化粧品
  • 病院で販売されている広告料を含んでいない化粧品

界面活性剤が肌深くまで浸透すると刺激も強くなりそれだけ影響も大きくなるため、イオンをもたず深くまで浸透しない非イオン性界面活性剤のほうが低刺激だといえます。

4.化粧品での肌トラブルを避ける方法

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界面活性剤による肌トラブルが起こってしまったときは、まずそのトラブルを改善するスキンケアを行いましょう。

肌の免疫を鍛えることが大切

あまりに肌に過保護になりすぎると肌は経験を積まず免疫力や自活することを忘れていきます。肌はあなたが生きているように育つのです。食事・睡眠・運動で肌を強く健康的に育て上げることがとても大切です。

24時間365日『乾燥』には気を使うことが大切

界面活性剤で起こる肌トラブルでもっとも多いものが「乾燥」です。かゆみが出たりカサカサになったりと症状はさまざまですが、基本的には肌に必要な皮脂も洗い流してしまうことによる乾燥が原因となってトラブルが表れてきます。

界面活性剤による乾燥トラブルには保湿のスキンケアが有効です。

クレンジングや洗顔のあとはしっかり保湿ケアをしておきましょう。乳液や美容クリーム、オイルなどのなかから自分の肌に合ったものを選び、洗ったあとに放置せずにすぐ対応することでケアできます。

5.まとめ

スキンケアのことを考えたときに、なんとなく悪い印象のあった界面活性剤がどうして悪だといわれているのか、どこに気をつけたらいいのかがわかっていればどれを選べばいいのかわからなくなることもありません。すべての界面活性剤が悪ではありませんし、もっと気をつけたほうがいい成分も存在します。

洗浄力の高い界面活性剤の含まれているスキンケアアイテムを使ったらしっかり保湿をして、影響を最小限におさえる正しいスキンケアを身につけていきましょう。

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