缶詰はNG! パイナップルダイエットの効果と正しいやり方

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今から約30年前にアメリカで大流行したパイナップルダイエット。

これはアメリカの女優、ジュディ・マゼルさんが考案したダイエット法で、日本でも流行しました。ジュディさんも30kgの減量に成功し、当時ビバリーヒルズのセレブたちの間で話題になったそうです。

30年の月日が経った今、パイナップルが持つ健康と美容への効果が見直されています。ダイエットにパイナップルを利用する人が増加するにつれ、このダイエット法も再び注目を集めてきました。

今回は、パイナップルダイエットとの効果や方法について解説していきます。


1.パイナップルがダイエットに効果的な理由

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1-1.低カロリー

パイナップルのカロリーは100gあたり約51kcalと低カロリーです。

500gのパイナップルを食べても250kcalですから、おなかいっぱい食べたとしてもカロリーを抑えることができます。また食物繊維も豊富なため、消化吸収がゆっくりと進むのもポイント。

腹持ちがよくなるのはもちろん、食物繊維が腸内をお掃除してくれて便秘解消やデトックス効果、美肌効果なども期待できます。

ほかにも糖質の分解を助けて代謝アップを促すビタミンB1や、たんぱく質や脂質の分解を助けて疲労回復効果があるビタミンB2、美白効果やコラーゲンを作り出してくれるビタミンC、乾燥などから肌を保護するビタミンAといったビタミン類も多く含まれています。

抗酸化作用のある栄養素をたくさん含んでいるため、さびにくい体づくりにも効果が望めます。

1-2.筋肉量が減らない

パイナップルがダイエットで注目されている大きな理由は、「ブロメリン」という酵素にあります。

ブロメリンは、たんぱく質の消化と吸収を効率的に行う手助けをしてくれます。酢豚やポークソテーの付け合わせなどにパイナップルが使われていますが、これはパイナップルに含まれるたんぱく質の分解酵素であるブロメリンが肉を柔らかくしてくれるためです。

ダイエット中に筋肉が落ちると、代謝が下がったり、糖質や脂肪を消費しにくくなったりして太りやすい体になります。

筋肉の元になるたんぱく質の消化吸収を促すブロメリンを多く含むパイナップルを一緒に食べることで、筋肉量の低下を防ぐことができるのです。

また、パイナップルを食べると口の中がピリピリしたという経験を持つ人も多いのではないでしょうか。それは、ブロメリンが口の中の唾液に含まれるたんぱく質を分解してしまい、刺激がそのまま舌に伝わってしまうからなのだとか。

熟しきれていないパイナップルには、消化不良や口の中が荒れる要因となるシュウ酸が多く含まれているため、注意しましょう。

2.パイナップルダイエットの注意点

2-1.冷えたパイナップルはNG!

暖かい南国で生まれたフルーツは体を冷やす効果を持つものが多く、パイナップルも例外ではありません。ただでさえこのような効果があるパイナップルを、さらに冷たくして食べるのはダイエットにはNGです。体温が下がると血行不良を引き起こすだけではなく、代謝が低下して脂肪燃焼を邪魔してしまう可能性があります。パイナップルは冷やさずに、できれば常温保存したものを食べるようにしましょう。

2-2.缶詰のパイナップルはNG!

缶詰のパイナップルでは、パイナップルダイエットの効果が期待できません。缶詰は手間もかからず日持ちもして便利ですが、加工する段階で熱が加えられています。

ですが、パイナップルに含まれる酵素であるブロメリンは、熱に弱く60度くらいで分解されてしまうため、効力が発揮できなくなってしまうのです。

また、パイナップルを漬け込む甘いシロップには糖が多く含まれているので、ダイエットには不向き。パイナップルは常温で生のものを選ぶようにしてください。

2-3.パイナップルの選び方

おいしくダイエットを続けるためには、選び方も重要なポイント。

パイナップルダイエットを行うときは、完熟したものを選ぶようにしましょう。選び方のコツは濃い緑色の葉で、葉先まで枯れずにぴんと張っていて引き締まったものが新鮮です。実の形はしもぶくれなほうが、果汁たっぷりでジューシー。

皮の色は黄色と黄緑が半々くらいのもので、青っぽいものは未熟なので避けてください。お尻のほうから甘い香りのするものが食べ頃です。

また、鮮やかな黄色のほうがおいしそうに見えるかもしれませんが、熟しすぎている可能性もあります。お尻を少し押してみて柔らかくなりすぎていないものを選ぶようにしましょう。

お尻の部分にカビが生えていたり、皮の色が黄色く弾力のなかったりするものは、古いものです。お尻の葉が緑色なのは、収穫したばかりで固いうえに甘くない場合があるため要注意です。

3.パイナップルダイエットの正しいやり方

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考案者のジュディ・マゼルさんの著書『パイナップルダイエット』に掲載されている正式な方法は、数週間にわたり厳しいルールの中でダイエットを実践します。

細かい食べ合わせや食べ方などの制約を守ることで高いダイエット効果が期待できますが、実際に行うことは非常に難しいでしょう。

生活スタイルにあわせて無理なく実践できるように効果が期待できる方法もありますので、上手に取り入れてみてください。

3-1.1食置き換え

パイナップルダイエットには、主に2つの方法があります。1つ目は、1日の食事のうち朝食がわりにパイナップルを食べて置き換える方法です。朝は体に蓄積された老廃物を排出するのに適している時間帯といわれています。パイナップルには消化吸収の助けとなる酵素が多く含まれています。

そのため、消化器官は老廃物の排泄にしっかり集中することができるようになり、より高いデトックス効果が期待できます。

また、パイナップルは栄養豊富で低カロリーですが糖分も多いフルーツです。朝は摂取した糖が脂肪に変わりにくい時間帯でもあるため、朝食に置き換えるのが有効といえるでしょう。さらにパイナップルに含まれる酵素のほか、ビタミンやミネラル、食物繊維などの成分が腸内環境を正常化するため、便秘解消も見込めます。

毎朝カットしたパイナップルを食べるのは難しいという人は、パイナップルジュースがおすすめです。パイナップルの皮をむいたら、芯ごと一緒にミキサーにかけてOK。芯には食物繊維がさらに多く含まれていますが、固くて普通に食べるのは難しいでしょう。

ですが芯ごと砕くこの方法なら、たっぷりと食物繊維を摂取できますし、腹持ちもよくなっておすすめです。そのほかの昼食や夕食は栄養が偏らないよう、バランスのよい食事を心がけてください。

3-2.食事と一緒に摂取

2つ目は、食事にパイナップルを取り入れる方法です。食事と一緒に摂取する場合は、食後ではなく食前にパイナップルを食べましょう。

食物繊維の多いパイナップルは少量でも満足感が得やすく、全体の食事量を減らすことができます。また事前にパイナップルを食べておくと、消化酵素が作用してたんぱく質の消化吸収をサポートする効果をより強く得られるでしょう。

食事の3時間前に食べておくのが最もよいとされています。

4.まとめ

いかがでしたか? なおパイナップルダイエットに限らず、ダイエットをする際は-5%程度の減量を心がけると順調に体重を減らしやすいといわれています。

これを超えた減量は、停滞期に入る可能性が高くなり、痩せにくい体になってしまいます。停滞期は代謝が落ちている時期でもありますので、この時期にダイエットをやめてしまうと、高確率でリバウンドをしてしまうので気を付けましょう。ぜひダイエットの参考にしてみてください。

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