飲むだけじゃ痩せない、烏龍茶ダイエットのウソ&ホント

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ダイエット効果が高いお茶として、一時期大ブームになった烏龍茶。「本当なの?」と思う人もいるかもしれませんが、烏龍茶はダイエットに大きな効果を発揮します。

烏龍茶はゼロカロリーですが、脂肪の燃焼を促進したり、体内に脂肪が吸収されるのを抑えたりするのに効果的なことから「マイナスのカロリー」といわれることも。ダイエットを目指す人にとっては夢のようなお茶ですが、ただ烏龍茶を飲むだけで痩せるというわけではありません。

今回は巷でうわさの烏龍茶ダイエットについて、気になるウソ&ホントを解明していきます。


1.烏龍茶ダイエットのウソ&ホント

1-1.そもそも烏龍茶とは?

烏龍茶とは、茶葉を半発酵させた中国発祥のお茶です。いくつもの工程を重ねて作られ、中国では古くから貴重なお茶として皇帝に献上されてきました。

酸化酵素の働きによって発酵段階で茶葉の成分が変化し、花やフルーツに似た魅力的な香りと、独特の味が楽しめることが大きな特徴です。

1-2.「烏龍茶にダイエット効果がある」はホント!

烏龍茶の原料となる茶葉には、脂肪の燃焼を促してくれる「カテキン」が豊富です。また、発酵の際に一部のカテキンが結合し、烏龍茶だけが持つ「烏龍茶ポリフェノール」という成分が生成されます。

研究により、烏龍茶ポリフェノールには、中性脂肪が増加するのを防いで脂肪が体内へ吸収されるのを抑制する効果があることがわかっています。これらの成分が脂肪を効率よく減らし、ダイエットをサポートしてくれるのです。

1-3.「烏龍茶を飲むだけで痩せられる」はウソ!

烏龍茶を飲んだからといって、食事から摂取したエネルギーをすべてなかったことにはできません。消費しきれなかった分は、脂肪として蓄積されることになります。

ほかのダイエットと同様、烏龍茶ダイエットにおいても食事管理と適度な運動が必要です。とはいえ、前述したように烏龍茶は脂肪に有効とされるため、ダイエットに取り入れれば、食事管理と運動の効果をよりアップさせることも期待できます。

2.烏龍茶のうれしい効果

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2-1.アンチエイジングが期待できる

烏龍茶ポリフェノールは、強い抗酸化作用を持っています。抗酸化作用とは、肌荒れや細胞の老化の原因となる活性酸素を除去する働きのことです。このことから、烏龍茶は美肌をキープしながら痩せられる優れた飲料だといえます。

2-2.むくみを改善する

烏龍茶に含まれるカフェインには、脂肪の燃焼を促進するほか、利尿作用があると考えられています。むくみは、体内に余分な水分が溜まっている状態です。不要な水分を尿として体の外へ押し出すことで、むくみを解消する効果が期待できます。

2-3.心身がリラックスする

烏龍茶には、テアニンにといううまみ成分が含まれています。

テアニンは、脳にα波を発生させ、心と体の緊張をほぐしてリラックスさせるのに有効です。ダイエット中に、食事制限などのストレスでイライラを感じるようなときには、烏龍茶を飲んで神経の興奮や緊張を落ち着かせましょう。

2-4.冷え性が改善する

テアニンのリラックス効果により体の緊張が解けて筋肉がゆるむと、血管が広がって血の巡りがよくなります。末端まで血液が行き届くと、冷え性の改善にも効果的です。またテアニンと同じく、カフェインも末端の血管を広げて体を温めるのに有効といわれています。

2-5.虫歯や口臭の予防になる

烏龍茶ポリフェノールには、歯垢の生成を防ぐ働きもあることも報告されています。そのため、烏龍茶はダイエットだけではなく、虫歯予防や歯茎の健康維持にも有効といえます。

また、烏龍茶に含まれているカテキンは強力な殺菌作用を持っています。烏龍茶ポリフェノールとWの効果で、口臭を引き起こす菌を取り除くことも望めるでしょう。

3.烏龍茶ダイエットの正しいやり方

2-1.運動前に飲む

前述したとおり、烏龍茶を飲むだけですべてのカロリーを消費できるわけではありません。

烏龍茶を飲んで脂肪が燃えやすい(エネルギーを消費しやすい)状態を作り、その後に運動をすることで、烏龍茶ダイエットの真の効果が発揮されるといえます。1日数分のエクササイズやストレッチでもよいので、毎日の運動を習慣にし、運動の前に烏龍茶を飲むように心がけましょう。

もちろん、運動をしたからといって好きなものを好きなだけ食べるのは禁物です。せっかく消費したエネルギーを食事で補っていては、体重は思うように減少しません。運動と食事管理はセットで考えるようにしましょう。

2-2.食事中or食後に飲む

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烏龍茶ポリフェノールには、食べたものが脂肪として体内に蓄積されるのを防ぐ働きがあります。

そのため、食事中や食後に飲む方法もダイエットには効果的です。これまで食事の際に水や緑茶などを飲んでいた人は、烏龍茶に変えてみましょう。

2-3.飲み過ぎに注意する

烏龍茶には興奮作用のあるカフェインが豊富に含まれているので、飲み過ぎると体調不良を起こしてしまうこともあります。健康な成人の場合、1日に摂取するカフェインは500mg以内が望ましいとされています。

烏龍茶150mlあたりに含まれるカフェイン量は30mgほどですが、毎日3食の食事のときと運動前にそれぞれコップ1杯の烏龍茶を飲む、などと決めて習慣にするとよいでしょう。

また、カフェインには胃酸の分泌を活発にする作用もあるため、空腹時に烏龍茶を飲むと胃への大きな刺激となり、気分が悪くなったり、消化機能が低下したりすることがあります。

特に早朝に運動をする習慣がある人の場合、空腹の状態で運動をはじめることが多いでしょう。しかし烏龍茶のダイエット効果を活用するなら、その方法はあまりおすすめできません。

糖質であれば運動後すぐにエネルギーとして消費されるので、運動の前に低カロリーで糖質を多く含むバナナなどを食べ、烏龍茶を飲むようにしてみましょう。

4.烏龍茶と一緒に摂りたいダイエット食材

4-1.脂質が少ない肉

運動による消費エネルギー量を増やすには、筋肉をつけることが重要です。筋肉を作る原料となるたんぱく質を積極的に摂りましょう。

良質なたんぱく質を摂取できる食材は、主に肉類です。ただし、肉類はたんぱく質に加えて脂質も多く含む場合があるので、牛や豚のヒレ肉や鶏のささみなど、脂質が少ない部位を選んでください。

そのほか、乳製品や卵などからもたんぱく質を摂取できますが、これらはカロリーも高く、ダイエット中には避けたいという人も多いかもしれません。カロリーが気になる場合は、豆腐や納豆などの大豆製品から、大豆由来の植物性たんぱく質を摂取するようにするとよいでしょう。

4-2.お酢

お酢は、血糖値が上がるのを防いで体内に脂肪が溜まりにくくしてくれる、ダイエットにうれしい調味料です。

また、お酢の酸味が薄味の物足りなさを補ってくれるため、少ない塩分量でも料理をおいしくいただけるというメリットもあります。

烏龍茶の中性脂肪を抑制する効果とお酢の減塩効果で、生活習慣病の予防につなげることも期待できます。烏龍茶と一緒に、お酢を上手に食事の中に取り入れてみてください。

5.まとめ

烏龍茶ダイエットでは食事管理と適度な運動をしっかりと行いながら、飲むタイミングにも注意することが重要です。脂っこい食事のあとで烏龍茶を飲むと口の中がさっぱりしますし、ホットで飲めば烏龍茶特有の芳醇な香りを楽しめます。虫歯や口臭予防もできるため、ダイエット以外にもさまざまなよい効果をもたらしてくれそうですね。メリットとデメリットをしっかり理解して、毎日の生活に役立てましょう。

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