生理周期が短いのは要注意! 知っておくべき症状・原因・対処法まとめ

shutterstock_436068529

「今月は生理が2回来た」「ここ最近、予定よりも早く生理が来ている」ということはありませんか。生理が来ないことを不安視する方は多いですが、実は生理が来るのが早すぎるという状態も、あまり良くないことが起きている可能性があります。

この記事では、「どのくらいの生理周期を短いというのか?」「そもそも生理周期の計り方ってどうやるの?」といった基礎の知識からお伝えしていきます。生理周期が短いことで起きる症状や原因、生理周期と妊娠の関係、改善方法までご説明していきますので、ご自身の体について知りたい方、妊娠を望んでいる方にとって少しでも気づきとなれば幸いです。


1.生理周期が短いのは、いい?悪い?

shutterstock_342979073

まずは生理周期が短いかどうかを判別するために、自分の生理周期を知るところから始めましょう。

生理周期とは、生理の開始日から次の生理開始日前日までの期間のことを指します。生理周期の計算方法は、ただこの期間を数えるだけ。1ヶ月分では正確な数値が取りにくいため、最低でも3ヶ月分のデータをとることが大切になります。

一般的に成人女性の生理周期は25日~38日以内であれば正常な範囲と言われており、24日以内ですと月経異常の一つである「頻発月経」と診断されます。ただ、いつもは正常な範囲だけど今回だけ短かったというような場合は、体調不良などの影響を受けた一過性のものである可能性も。これが2ヶ月以上続くようでしたら、いちど産婦人科で診察を受けてみることをオススメします。

2.生理周期が短い原因

生理周期が短くなるのは、ホルモンバランスの乱れが原因。女性ホルモンには2種類あり、卵胞ホルモン(エストロゲン)と黄体ホルモン(プロゲステロン)があります。これらのホルモンの分泌を担っているのは大脳で、視床下部・脳下垂体から指令を受けて卵巣がホルモンを分泌しているのです。

なぜホルモンバランスが乱れてしまうのかというと、その人の状況によってさまざまですが、主にストレスが原因とされています。卵巣だけではなく脳がホルモン分泌を司っているため、脳がストレスを認識してしまうと指令系統に混乱が起きてしまい、卵巣もホルモンの分泌がうまくできなくなってしまうのです。

また、産後もホルモンバランスの乱れが起きやすいときと言われています。妊娠中はエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が多いのですが、出産後には減少して代わりに母乳の分泌を促すプロラクチンというホルモンが増加します。プロラクチンは排卵を抑制する役割も担っているため、無排卵月経の状態になってしまい生理周期が短くなってしまうのです。また慣れない育児へのストレスや不安なども手伝って、ホルモンバランスは乱れやすくなります。

そして、加齢による卵巣機能の低下が原因のときもあります。一般的には30代〜40代前半になると生理周期が短くなってきます。脳が指令を出していても卵巣の機能が低下しているため、女性ホルモンをうまく分泌することができなくなっているのです。そして更年期を迎えると逆に生理周期は長くなっていきます。次第に数ヶ月に1度しか生理が来なくなり、50歳前後で閉経を迎えるのです。

3.生理周期と妊娠の関係

「生理はきちんと来ているから大丈夫だろう」と考えている方が多く、あまり問題視されにくい頻発月経。しかし放っておくと、将来妊娠を考えるタイミングになって、なかなか妊娠しづらいという不妊の状態に悩まされてしまうケースもあります。この項では生理周期と妊娠の関係についてお伝えしていきます。

生理周期には、卵胞期・排卵期・黄体期・月経という4段階があります。

▽卵胞期

卵胞期には卵胞ホルモン(エストロゲン)がたくさん分泌されます。これにより卵胞や子宮内膜の成長が促進されるため、妊娠の準備をする期間とされています。

▽排卵期

充分に卵胞が成長すると、黄体ホルモンが分泌されて卵胞から卵子が排出されます。これが排卵で、期間としては1~2日間と言われています。

▽黄体期

排卵後、卵子が飛び出した後の卵胞が黄体という組織になり、黄体ホルモン(プロゲステロン)を分泌します。子宮内膜を柔らかくして、受精卵を着床する準備を進めていくのです。

▽月経

妊娠しなかったときはエストロゲンとプロゲステロンの分泌が低下して、増殖した子宮内膜が剥がれ落ち、生理が始まります。

このように女性の体は、女性ホルモンの影響を受けながら、約1ヶ月のサイクルで排卵と月経を繰り返し、毎月妊娠できる状態を作り出しています。

頻発月経になっているということは、ホルモンバランスが乱れている可能性が高く、卵子や子宮内膜の成熟に影響を与えます。なかには排卵障害につながってしまい、妊娠しづらい状態になることもあるのです。24日以内の月経周期が何度も続くようであり、「頻発月経かも…」と少しでも不安を抱えているようでしたら、今妊娠を望んでいなくても体のために病院で診察を受けることを推奨します。

また生理周期だけでなく、基礎体温もあわせて記録すると良いでしょう。基礎体温を計ることで、女性ホルモンの働きや排卵しているかどうかを読み取ることができます。

卵胞期は卵胞ホルモンの分泌により体温が下がって低温期になり、黄体期は黄体ホルモンの分泌により体温が上がり高温期になります。本来の基礎体温グラフでは排卵を境に低温期と高温期の二相式になりますが、二相式にならずに平坦だったりガタガタしたりしているようであれば、ホルモンバランスの乱れや無排卵の恐れがあります。病院が適切な処置を施す際にも必要とされるデータのため、ぜひ気になったタイミングからつけてみてください。

4.ストレスの少ない生活をつくりだす対処法

shutterstock_410128504

頻発月経が起きる原因は、ストレスや生活習慣の乱れ、卵巣機能の低下などが挙げられます。女性ホルモンは大脳からの指令によって卵巣から分泌されます。

そのためストレスを受けることで指令系統に混乱が起こり、うまく女性ホルモンが分泌されなくなり、生理周期が乱れることがあります。働き方やプライベートなどでストレスを感じているものがあれば、すぐに改善したほうがいいでしょう。

◎栄養をしっかりと摂ること

肉・魚・野菜などバランスのいい食生活を心がけましょう。食事を抜くダイエットなどは栄養失調気味になってしまい、生理不順を招くためオススメはできません。

◎体を冷やさないこと

内臓器官の中でも卵巣は冷えの影響を受けやすいです。体を冷やさない食物を摂取することや半身浴などで、しっかりと温めてあげましょう。

◎十分な睡眠をとること

眠る時間が不規則だと、ストレスをためやすくなってしまいます。就寝時間と起床時間を一定にすることで睡眠のリズムを整え、朝日をきちんと浴びることで体内時計をリセットさせましょう。

◎適度な運動

ウォーキングやスクワットなど、下半身を温めるような運動を日常に取り入れましょう。運動というと頑張らないといけない…と感じるかもしれませんが、無理をしない程度で大丈夫です。

5.まとめ

生理周期の計算方法、頻発月経の症状や原因、対処法などについてお伝えしてきました。生理周期について不安に思うことがある方は、ぜひこれを機に生理周期を計るところから始めてみてください。

自分の体について知ることは、とても大切なこと。今回の記事がそのきっかけとなることを願っています。

スポンサードリンク



バナー原稿imp

imp

ランキング

人気の記事

おすすめの記事